イノシシと闘った夜の話のこと
さいきん、というか、きょうから、川端康成を読んでいる。
ちゃんと読むのは実は初めてかもしれない。伊豆の踊子、舞姫、雪国、あたりも買ったけど、まだ読んでいない。
こないだ、川端康成と小池真理子の小説を買って本屋から出たら、急いでいたというのに、バイクに乗ろうとしたら突っ立っていた警官に声を掛けられた。免許証を見せろというので見せたけど、急いでいるというのに、しばらく待たされた。
なんでブログなんて作ろうと思ったのか、わからない。唐突に、今朝、シャワーを浴びていたらこのタイトルが思い浮かんだので、とりあえず作ってみた。
高校生くらいの頃はバカみたいに長いブログを書いていたし、大学生になってからもミクシーにバカみたいに長い日記を書いていたけれど、最近はそういうのはあまり書かなくなった。
そのころ書いていた内容はといえば、うだうだと考えたり悩んだりしたことをだらだらと文章にしていたのだけれど、そういうのを書かなくなったからといって、考えることが減った、というわけではないのだろうと思う。
ただ、悩みや考えの次元が、歳を重ねると共に、より抽象化して、いるような気はする。
事象ではなく、概念や定義のレベルで悩んだり考えたりすることが増えた気がする。
そういうことはたぶんこのブログにはあまり書かないような気がするけれど、書いてみるかもしれない。
川端康成は、面白いです、はっきり言って、面白い。
名作、とか、文豪、とか、そう構えずに、さらさらと読むと、楽しい。
六三歳の主人公が、会社で雇用している専属の事務員の二二歳の女の胸が小さいことにやたらこだわっていたりとか、そういうのだけではなくて、面白いと思う。
もっと読みたいけど、眠い。