S660に乗った話
先日、S660を乗り回す機会を頂いたので、遠慮無く乗り回してきた。借りていた時間は5時間くらいだったのだが、ほとんど休まず、ずっと乗り回していた。高速乗ってないし、近場を走り回っていただけなのに、返却したら走行メーターは90キロくらいになっていた。笑
いやはや、しかし、楽しくていい車だった。
まぁ荷物はほとんど積めないし、2人で出かけると本当に何も積めなくてびっくりした。
ボンネットのなかに申し訳ない程度のトランクスペースがあるが、取り外した屋根を収納したらもう何も入らない。笑
シートの後ろもスペース皆無なので、助手席のひとに膝の上に抱えてもらうしかない(実際そうした)
カメラバッグくらいは積めるだろうと思ったら、ほんとうにそんなスペースさえ無かったのである。
とはいえ、キビキビ走るし、グイグイ曲がるし、乗る喜び、走る喜び、みたいなのがすごくて、こりゃあみんな欲しくなるわなぁ、と思ったし、ホンダがホンダらしいものを作ってくれたということただそれだけで、素直に嬉しかった。
まぁいまおれがこれを買えるかっていうと難しいし、これはセカンドカーどころか3台目クラスだよなぁ、とディーラーのK氏とも話していたのだけれど。もはやバイクみたいなもんだよね、ここまでくると。
S2000はまだトランクあったからな…w
しかし、S2000よりもいいなぁと思ったのが、扱いやすいエンジン特性。
今回は嬉しいことにMTモデルを借りれたのだけど、乗り心地はまるでCVT笑
それはシフトチェンジが上手いからではなくて、エンジン特性がびっくりするくらいフラットだったから。
まぁ逆に、高回転でドカーンのVTECに慣れていると、物足りなさは否めないのだが、4000〜5000程度が一番美味しいところ、とのことで、その辺を意識すると、ちょい物足りないながらも美味しく走れる、というか、そもそもこれ660ccなんだったよね、ってなる。
つまり、軽自動車であるということを忘れてしまえるくらいの完成度、っていうことになるわけだ。
たしかに、乗ってるとき、物足りなさみたいなのはなかったわけではないけれど、軽だから仕方ない…みたいな諦めをほとんど感じなかったので、そう考えるとすごい。
CTVのほうが、メーカーの考える一番美味しいところを使ったシフトになっているらしいので、つぎはCVTも乗ってみたいかも。MTもシンプルで楽しかったけどね。
ちなみに買うとなる220万くらいらしい。笑
ぽんっと買って、適当に保管できる場所があるような生活したい。
まぁその前にとりあえずマイカーのシビックの足回りブーツの交換で4万、タイミングベルトとポンプ交換で10万と、さらには10月に車検と、いろいろ控えてるのでそんな金あるわけもないのだけど…。