オシャレな人はパクチーばかりいつも食べている

パクチー食べません。コメントください。

わからない

2023年の23%がもう過ぎたらしい。窓の外から鳥の声が聞こえる。遮光カーテンがかかっているので外の明るさはよくわからないが、時刻はもうすぐ5時半になろうとしていて、おそらく、外はもう明るくなっているのだろう。

何にモヤモヤしているのかはよくわからないが、自分の在り方、いまの選択、そういういろいろなものに違和感と疑問があって、なんだか釈然としない。

他人との関わり合いが嫌なのだろうか。たしかに、幸か不幸か、十年前とかにくらべたら責任もある立場にいるし、暇を持て余したりすることも、ほとんどない。たとえば結婚したら落ち着くのだろうかとか、もっとちゃんと納得のいく仕事が見つかれば幸せになれるのだろうか、とか。いろいろ考えたりするが、半端に自己実現しているいまの現実をぽいっと捨てることもできないし、なにかほどよい転機でも訪れないかなぁ、などと明後日の方向を見つめて、思ってしまったりする。

 明け方の住宅街を、むかしはよく歩いた。午前4時とか5時とかの、まだ街が寝静まっている頃に、酔ったまま白み始めた空の下を歩いたりしていた。誰かと住んでいたりもしなかったし、金もなかったが、迫り来る仕事もなかった。夜明けのホープ軒は、いまでも思い出してしまう。昔を懐かしんでいまを憂いても仕方がないし、何にもならないが、かつて暮らしていた、東京のど真ん中の都市の、明け方の姿を脳裏に思い浮かべてしまう。

 どこに、落ち着くべきなんだろうか。何が、自分にとって正しいのだろうか。

 

 うーん、わからない。